全日本嘱託警察犬競技会は、本年度の嘱託警察犬に選ばれた犬しか出場できない、特別な競技大会です。東日本と西日本の対抗戦で行われます。
ニコちゃんは、ベスト3こそ逃したものの、素晴らしい成績でした!!
日本国内で起きた犯罪で、その捜査活動などに警察犬が活躍している場面は、 新聞やテレビなどでも報道され、よく知られていると思います。 これらの警察犬は、各都道府県警察が飼育管理し訓練をしている犬と、 一般の人が飼育管理し訓練をしている犬とがいます。 前者を直轄警察犬と言い、後者を嘱託警察犬と言います。 嘱託警察犬は、各道府県警察が毎年、審査会を行い、嘱託する警察犬を選考し 指定をしています。 服従は勿論、足跡追及を得意とする犬、臭気選別を得意とする犬、また、どちらも 得意とする犬もいますが、それぞれ専門の科目で指定している警察が多いようです。 これらの嘱託警察犬は、警察からの要請で出動しますが、指導手、犬とも 人犬一体で、いつでも事件現場に出動できる体制でいます。 なお、当協会では年1回全国の嘱託警察犬だけが出場する 全日本嘱託警察犬競技大会を実施しています。 この競技大会は、全国の嘱託警察犬が東日本と西日本地区に分かれ、 それぞれの地区において予選を行い、その中から選ばれた優秀な嘱託警察犬ばかりが揃い「足跡追及」と「臭気選別」の2科目を東西別の成績に分け、 日頃の訓練の成果を競い合います。 |
▲選別をするニコちゃん |
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